切端咬合をマウスピース矯正で治療した症例/埼玉県上尾市
2023年01月19日
主訴 前歯の凸凹、突出感が気になる
治療内容 インビザライン スタンダード
治療費 ¥758,000 (検査、調整料、保定装置代込みの総額)
治療期間 1年9か月
こちらの患者様は上下の前歯の噛み合わせが気になるということで来院されました。
パッと見ると凸凹もなく歯並びは悪くないように見えますが、歯科医師の目線から見ると歯の破折リスクが非常に高い噛み合わせとなっています。
通常、理想的には上の前歯は下の前歯に被さるように並んでいますが、こちらの患者様については、上の前歯と下の前歯が先端で噛み合う状態となっています。これを切端咬合といいます。
前歯は構造的に先端が薄く、そこに力がかかるとヒビが入り破れてくる可能性があります。理想的な噛み合わせであれば、前歯の先端が噛み合うことはないのですが、このような切端咬合の場合は前歯で噛んだ際に前歯同士がぶつかって破折をおこします。
今回は奥歯の噛み合わせにもすこし問題があったため、インビザラインフルにて全体的な矯正を行いました。